
2021年2月に発表会をやってコロナ感染者が出なかった話。感染対策と感想
つい先日発表会でした。コロナウイルスの影響で8か月の延期。1年半練習してやっと舞台に立てるようにお教室が様々な工夫をしてくれたのでここに記録したいと思います。
演出の変更
舞台上にたくさんの人数になるとよくないので、カーテンコールが順番に出て後ろに下がる、ではなく順番に出てはける、という形になりました。
マスクの着用
マスクは誰でも思いつくと思うのですが、どこまで徹底するかはかなり難しい問題だと思います。
今回は前日のリハーサルではマスク着用、当日のリハーサルでは個々の判断、本番は舞台袖に入るまで着用となりました。
マスク着用で踊るのは普段のレッスンからそうだったので慣れていると思っていたのに、広い舞台で踊ると酸欠で死にそうでした…踊った後はまともに考えることができないくらい(笑) マスクで踊るってなったときは体調に気を使いながら踊るべきだと思います。
当日のリハーサルは結構つけて踊っている子が多かった印象です。私は前半の主役だったので踊っている時間がめちゃくちゃ長くて体力が不安だったので外させてもらいました。コロナが流行してから初めて外して踊ったらびっくり!いつもなら踊った後は呼吸を整えるのに超時間かかっていたのも、涼しい顔で次の出番を待つ、みたいな感じで衝撃でした。踊っていても苦しくないから後半まですごく楽しく踊れて、マスク着用レッスンがいかにトレーニングになっていたか実感…!
ちなみに本番で舞台袖に入るまで着用っていうのは、舞台袖に入る手前のところに名前が書いたポケットが並べてあって、そこに自分のつかっていたマスクを入れて、舞台に袖に出る。踊りが終わったらまた新しいマスクを出して使って、舞台袖に行くときに外して入れて、、、という流れができていました。舞台袖ではマスクをしていないので私語厳禁。ちなみにそのポケットは発表会後丸ごとごみに捨てました。
舞台に出ている時間が長い主役級の人は小物をいれたカバンを舞台袖前においてそこにマスクを入れたり、などしていた人もいます。リハーサルのときは外した人もちゃんと舞台からおりたらつけていたけど、本番はやっぱりなんだかそれどころじゃなくなっちゃってマスクなしでうろついちゃったり話しちゃったのが反省点…
終わってロビーに出た時もマスクは写真のときだけ外す、っていう人が多かったです。
メイク
メイクは人それぞれでしたが、楽屋でのメイクは基本的になかったです。
小学生以下
小学生以下の子は、化粧下地とファンデーション、頭などを各自家で済ませてから楽屋入りする子がほとんどでした。
普段であればファンデーションの濃さも相談しながら楽屋でやるのですが、事前に練習して先生に確認したり、なども行ってこのような形でした。
アイメイクやリップは
- 極力(普段は共用するものでも)自分のメイク道具を全部準備
- 楽屋ではなくロビーでメイクさんにメイクしてもらう
- メイクしてもらう時には一人ひとり間隔をあけて透明なシートで仕切る
など普段とは大きく異なる形をとっていました。徹底がすごいです…
中学生以上
中学生以上はメイクを自分で楽屋でするのが通常(上級生に確認したり、親に見てもらいながらぎゃーぎゃーやる)ですが、今回はほとんどが家でやってきて舞台入りを少し遅めにしました。楽屋でやる人は数名、あまりおしゃべりをせずに、を条件にOKでした。
観客
普段は早いもの順で席が埋まっていく客席が、チケット制になりました。
- チケットは一人6枚配布(追加可能)
- チケットがあまったら返却して、ほかの人に回せる
- チケットには電話番号や名前を記入→もし何かがあったら後日連絡できるように!
- 二階席は欲しい人にだけ配って、感染のリスクの低い席扱いとした
- 当日券は、余っている席から選べる(でもいい席が残っているかはわからない)
普段よりはお客さんは少なくなりましたが、コロナにしてはたくさん入ってくれたように思います。
楽屋での過ごし方
楽屋の過ごし方も大きく変わりました
- 飲食は基本ロビーに出て済ませる
- 楽屋として扱われていない部屋も楽屋として使う→楽屋一つあたりの人数を減らす!
- 消毒液がおいてある
- マスク着用。メイクを直すときは私語厳禁!
- 着替えているとき以外はドアを開けておくように意識
さいごに
コロナウイルスの影響で発表会の進め方が大きくかわりました。ここまで大きなたくさんの変更をして開催してくださった先生に感謝したいです(おそらくこれを読んでいないけれど)!!

