自粛明けのバレエレッスンで起こったのは…!?
こんにちは!コロナウイルスの感染者が減って(2020年5月末現在)緊急事態宣言が解除された今、少しずつバレエレッスンが始まろうとしている方もいらっしゃるかと思います。先日、久しぶりに広いスタジオで踊ったらいろいろとショッキングだったのでみなさんに共有していきたいと思います!
自粛明けのレッスンで起こったこと
自粛中、ストレッチやYouTubeのバーレッスンをやっていたにも関わらず、やっぱりいろいろ支障がありました。
踊りが小さくなる
狭い家で練習してもどこに足をぶつけるかひやひやしながらだったので、大きく動くことを身体が忘れてしまっていました( ノД`)シクシク…
ピケからのアラベスクの時には足が引けちゃうし、アラセコンドやアンオーの手も縮んでしまい、腕の付け根から伸ばす意識がまるでない(前からだけど)…こんなに身体って大きく使えたっけ?みたいな状況でした。表現する心は動画とか見まくっていたので忘れていないけど、動きが小さい分表現力が圧倒的に落ちて見えるのもショックでした。
太っていたので悲しくなる
鏡張りのスタジオで自分をずっと見続けるのって、まあ普段もつらいんですけど、特にこの自粛明けの急激に太った自分をみつめるのは、うっ…
マスクしながらはつらい
マスクをしながら踊っていたのですが、まずとっても暑くて熱中症になりそうでした。なんだか頭がぼーっとして焦点が定まらない、みたいな感覚があったので危なかったかも。水分補給は意識的にしてたし体調は万全だったのに…
マスク、苦しいといえば苦しいのですが、それはそれで持久力を高めるのには有効かなとポジティブにも捉えられます(笑)普段からマスクをして練習するストイックなバレリーナもいるみたいですよ!
かえって普段より楽に踊れた?!
以前の根詰めて練習していたレッスンに比べて、「久し振りに動ける!」的なイメージで臨んだので気が楽に踊れました。ただやっぱり変な力が入ってしまうことも多々あったので慣れるのに時間がかかるのかなとも思います。
筋肉痛がぁぁぁ
やっぱりバレエって普段は使わない筋肉使うんだと実感しました。ちゃんと背中とかおしりとかふくらはぎとか太ももとか筋肉痛が来ました。
レッスンで感染拡大予防のために
せっかくレッスンが始まったとしてもそこでクラスターが起きてしまったら悲しいですよね…レッスンを受けながらも最大限感染を予防するためにはなにができるのでしょうか?
1.マスクをする
踊っているときは息があがってしまうので、せきやくしゃみをしなくとも飛沫感染の確率が高くなります。
苦しいけれど、これもトレーニングのひとつだと思ってみんなでマスクをするのもクラスター感染予防の第一歩です。踊っていないときにすこし空気を通すくらい外すのは問題ない(むしろそうじゃないとコロナにかかる前に熱中症で倒れちまうよ…)と思います!
2.除菌・殺菌
定期的に手に除菌スプレーをつけるのはよく聞くのであきらかだと思いますが、やっぱりバーを触ったりするのでとても大事だとおもいます。自分が万が一感染していた場合バーにつけないようにバーのまえに除菌、自分がバーに触ったあともバーに触ったことによって自分が新たな感染者にならないために除菌°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
3.無駄に触らない
誰がどこに触れたかわかりません。自分がウイルスを持っているかもしれません。どこに誰の汗が飛んでいるのかわかりません。
必要がないのに壁に触ったり、座ったり、必要以上にバーに触れたり、などはやめておくのが吉かもしれません。
レッスン中ずっと気を張っているのはとても大変ですが練習できることに感謝です…
4.三密を作らない
三密。よく聞きますよね。レッスン中もレッスン前後もできるだけ仲間との距離をとるように気をつけなければなりません。
換気をして風通しをよくしておくのも大事だと思います!(当たり前か…?)
自粛から自分をまもるために
自粛明けレッスンでこわいのは感染だけではありません。
1.ダイエットはしない
太った自分を見たくない、という理由でダイエットをする方もいるかもしれません。
でもダイエットって思っている以上に集中力と体力を消耗させてしまいます。自粛でなまった体がバレエレッスンに慣れるまでは自分の身体を最優先でエネルギッシュな状態でバレエを楽しみましょう!
2.水分・塩分補給
急に汗をかいたり、たくさん筋肉を使うと脱水症状になったり足をつってしまったりします。
とくにマスクをしていたり、湿度が高くなるこの季節はとても危険なのでできるだけこまめに水分補給を意識しなければなりません。
3.ストレッチを入念に
自粛明けレッスンで入念にストレッチをしないと、(当たり前だけど)けがをしやすくなります。始まる前にはもちろん、家を出る前にも時間をかけてストレッチをするようにするとさらに安心です。
レッスン後もふくらはぎと太ももの裏、そして背中などしっかりと伸ばしてマッサージをして、自分をいたわってあげましょう(^^♪
4.レッスンで頑張りすぎない
つりそうになるまで足を延ばしたり、無理矢理アンデオールをしたり、追い込んだりすると絶対にけがをします。そのときにけがをしなくても疲労がたまってけがにつながることも… なので初めの1,2回は自分が気持ちよいと感じるくらい身体をのばし、大きく使うことを意識するくらいにとどめておいた方がよいと思います!
5.レッスンに行かない選択肢もある
コロナウイルスの感染が怖いのは当たり前のことです。かかってしまえば大事な人に移してしまう可能性もあります。自分の命ももちろんですが他人を殺してしまう可能性があるのも感染症のこわさの一つです。「レッスンで感染した」となれば仕事先から怒られてしまうことだって十分にあります。
レッスンにこない子がいても「さぼっている」など思わずに、考え方は人それぞれだと思うこと、そうでなければコロナウイルスに大事なバレエ仲間まで奪われてしまう可能性があります。それぞれのペースで活動を始められるようにみんなで協力しましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか?少しずつコロナウイルスの感染が収まってきているもの、元通りのレッスンにするのは少し大変そうですよね…
自分の身体を大切に、パンデミックをのりこえていきたいところです!